だぶ旅行備忘録

旅行の日記が主です

女ひとり旅ウズベキスタン!4

サマルカンドにて前編


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きゃー!!!サマルカンドー!!!!!

私…本当にウズベキスタンに来たのね…?(まだ疑ってる)

雨が降ってないのはありがたいけどもっとパッカーン!と晴れてペンキで塗りつぶしたような青空が見たかった…(贅沢)。日本海側の民は青空がご馳走なんだょ…。

今日は曇ってていい日だな!ってボッタクリタクシーは言っていた。現地民としてはそうかもしれない。

 

サマルカンド旧市街は1日あったらまるっと歩けるよ2kmちょっとだよ!ってガイドブックに書いてある。

えっ嘘でしょ…と思いつつ、レギスタン広場を眺めるだけにして、黄色いタクシーでコース端っこのグリ・アミール廟へ。4,000スム。うっそでしょ。確かに相乗りだったけど。

 


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ティムールの墓、グリ・アミール。

ここが初めての観光地だったけど、入口から凄い。


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もちろん内側も凄い。凄いってレベルじゃないな!?圧倒されてひたすらぼーっとしてしまった。これだけの金を使っていながら成金趣味でなく、あくまで上品な輝き。静謐な美しさ。ぼーっとしているように見せかけつつ何かが浄化されていく気がする…。

ベンチに座ってずっと眺められるのは体力のないオタクにはありがたいでしょ。うん。

 

こいつこのままここから動かないのでは…?と理性が心配し始めた頃、隣から日本語が…!女子大生ふたり組をナンパしました。

実はフライトの前日に京都観光してコンサート行く!って報告したところ、アクティブすぎるだろ女子大生か!いえ〜いJD!JD!という頭の悪いやり取りを大学時代の友人としていた私。ホンモノのJDに声かけることになるなんて思ってませんでした。

リアルJDは…やっぱり若かったよ…(アラサー談)

 

今後の予定とかタクシーは絶対黄色ですよ!とか教えてもらってたところ、長期休暇中のおにーちゃんも現れて、4人で晩ごはんを食べることに。すごい…噂には聞いてたけどこれがひとり旅…!パリピみたい…!みんな私よりも先にウズベキスタン入りしてたから、教えてもらうことが多い。ありがたいな〜!

はっ…日本人に会えた喜びで失念してたけど、あそこティムールのお墓だったわ…声抑えられてたかな…大変失礼しました…。

 

19時にレストラン集合の約束をして解散!

 


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とにかくデカいティムール像


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ルハバット廟越しのグリ・アミール

 

広い道路の交差点でも歩行者信号がないことの方が多いので、最初は現地の人についてくのがいいと思う。最終的には慣れる。バイクが密集して走るベトナムの道も渡れるようになったし。

 

ぽけごをしつつレギスタン広場に戻ってきた。道がわからないと不安になるけど、1回わかると案外近いなという印象。1kmくらいだし。でも4,000スムならタクシー乗っても全然いいよね。¥50だよ。

 

 


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向かいあつて立つウルグベクメドレセとシェルドルメドレセ

 

レギスタン広場はウルグベク、ティラカリ、シェルドルという3つのメドレセ(神学校)で構成されている。このページの1番上の写真でも左からその順番で撮っている。

かっこいい〜!めちゃくちゃデカい〜!

ここで既に宇宙を感じている。

 

さて、ここでこの旅1番の見どころです。
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美しいが…過ぎない…?

さっきのグリ・アミールも金を多用した美しい建物だったけど、このティラカリメドレセは自分の正気を疑った。ここは現世なのか…?原子の融合…宇宙の根源…世界の始まり…!神は…存在したのだ…!(宗教)

いや、正直ほんとにこれくらいのワードは脳内を駆け回ったし、思い出すと今も脳みそがヒートアップします。

私はここで死にたい…。このままこの景色を見つめながら死ねるなんて幸せの絶頂では…???(あなたブルーモスクでも同じこと言ってましたね。)(私は日本人的仏教ベースの無宗教者です。念の為。)

 

まぁ私は特にイスラム建築が好きなのでこんななのかもしれないんですが。皆さんは気軽に見に行ってください。実際私が魂を抜かれてる中、たくさんの観光客がへーふ〜んすごいねーあっ写真撮ろ〜!って入れ代わり立ち代わりしていました。もっと見て。

 

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でもやっぱりこれは神では???


ウルグベク、ティラカリ、疲れながらシェルドルと回ってもっかいティラカリに戻ってきた。

なぜならば、レギスタン広場入口のチェックでチケットパチられたから。チケットないなら1回出たらもう戻れないからね!!!私のバカ!!!オタクって気に入ったが最後何回もリピートするもんだろ!?

チケットチェックして、普通ならそこでチケット返してもらうところをオッケー!バ〜イ!ってされたからなんとなく行っちゃったの!も〜〜〜!あのおっさんなんだったの!?観光警察ではなかったし制服も着てなかったから一般人か…?

 

というわけで、これで最後になってしまう…と、心ゆくまで居座ることに決めたのです…†††

 

 

(意識を飛ばしながら続く)