だぶ旅行備忘録

旅行の日記が主です

女ひとり旅ウズベキスタン!6

サマルカンドにて後編

すっきり目覚めて朝ごはんです!


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ウズベキスタンの朝食は基本的には甘い物が多い。ホテルのグレードで変動はあるけど、ハムとチーズが数種類、トマトときゅうり、卵料理、ご当地のナン、クレープと甘いお菓子とフルーツ。うわ〜楽しい〜!

クレープだ!って見てたら、白人宿泊者にジャムとサワークリームで食べたら美味しいよ!って教えてもらう。サワークリーム!?

うん、はちみつとジャムとサワークリーム、それぞれ美味しい。ちなみにサワークリームが用意されてたのは多分ここだけだった。

目玉焼きは(醤油が無い場合は何で食えばいいのだ…?)と思いながら食べた。ハムとチーズの味が濃い目だからそれと一緒に食べたけど、醤油…醤油がほしい…。私は日本人だ…。

 

荷物を預かってもらってチェックアウト。

レギスタン広場まで向かう間にタクシーを捕まえて、まずはウルグベク天文台へ。

ウルグベクは、一代で巨大帝国を築いたティムールの孫で、為政者というよりも文化の保護や発展に寄与した人である。本人も優れた天文学者、数学者、文人であったという。

15世紀にして1年を365日6時間10分8秒と計測した。現在の技術で判明した恒星年1年は365日6時間10分9.6秒で、その正確さに驚かされる。

ちなみにグレゴリオ暦の1年は365日5時間48分45秒とされており、そのへんはよくわからん。すまん。何を1年とするかで変わるんだと思う。

 

で、そのウルグベクが作った天文台である。


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でっかいウルグベク像がお出迎え。3mくらいはあったのかな?でっかいって言ってもグル・アミール近くのティムール像とは比較にならない。


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よく見たら足元に人間がいるのでその大きさを理解してほしい。偉大なりティムール。

多分ウルグベク像の倍以上の大きさ。

デカ過ぎるのと道路渡るのが大変そうだったからこの位置で失礼します。

 

で、天文台である(2回目)。


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私みたいな凡庸な人間には全く原理がわからんのですがほあ〜と見てきた。

ほあ〜〜〜。


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これは反対側の小窓から入口側を撮ったやつ。

敷地内には博物館と咲き誇る薔薇。


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ほあ〜〜〜〜〜。

 

 

で、サマルカンド第2の見所です!


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シャーヒズィンダ〜〜〜!!!

 

「シャーヒ・ズィンダ (生ける王を意味する) という名前は預言者ムハンマドのいとこであるクサム・イブン・アッバース (Kusam ibn Abbas, Qassim-ibn-Abbas)が7世紀にイスラム教布教のためアラブ人によるサマルカンドへの侵攻が行われた時期にこの地を訪れ、同時期に埋葬されたという伝説と密接に結びついている。一般的に知られている伝説においては、彼はその信仰のため斬首されたが、自分の首を拾って地中深い井戸の中にある楽園の庭に行き、現在でも生きているとされている。」(ウィキペディアより)

 

ひえ〜〜〜かっこよ〜〜〜!

ちなみにウィキペディアでは「シャーヒ・ズィンダ廟群は…略…ネクロポリス(霊廟群)である。」って書いてあって、ネクロポリス〜〜〜!ってなったよね。オタク大興奮。


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カテゴリとしては同じ青だけど色が少しずつ違って深みのある青の都を作り出している。

それぞれ誰それの墓ってちゃんと案内があるんだけど、いくつかはno name tomb って書いてあって、ひえ〜〜〜かっこよ〜〜〜!名も無き王の墓〜〜〜!(※王ではない)ってなるよね。オタクだからね。てゆーかウズベキスタンはずっとオタク心くすぐられまくりだから仕方ないのだ!


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内部はこんな感じ。タイルで装飾される前の造形も見れて興味深い。

 

ちなみにここではパラパラと雨に振られたので、傘を持ってきてない私はストールを頭に巻いてやり過ごした。頭皮濡らすと一発で 風邪ひくからね。墓を参るにもちょうどいい。1枚持ってくか、現地で安く買うかしてください。

ストール巻いて自撮りしたのを万が一の時に遺影に使ってくれと母にラインしたら怒られた。自分の写真なんてほぼほぼ撮らないからいいかなと思ったんだけど。

ちなみによく似合ってるとか現地民に馴染んでるとか顔が日本人じゃないとか色々なご意見を各方面から頂戴しました。ワタシ日本人デス…。

数年前にベトナムで風邪ひいて、顔が死んでるどすっぴん状態で入国しようとしたら関空の入国管理官に訝しまれたのを思い出すよ…。

 

 

シャーヒズィンダを後にして、ちょっと遅くなったけどランチだ!

でもその前に、シャーヒズィンダからレギスタン広場方面へ戻るのにハズラティヒズルというモスクがあるのでそこも寄ってみる。昨日行ったショブバザールからも近い。

 


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シャーヒズィンダの後だからか、パステルカラーでかわいい。

ここはサマルカンドの他のモスクやメドレセと違って、常時祈りを捧げていたのが印象的。大きなモスクではないけど、礼拝者が複数人揃ったら指導者(イマームというらしい)がコーランの一節を唱えてくれる。言葉がわからないので歌のように聴こえる。

モスクの中で正座して見てたらお祈りが始まったので見学させてもらった。祈りの間ずっと上に向けてた両手の掌で顔を覆う最後の仕草だけ真似してみる。

 

ムスリムに義務付けられてる1日5回(時間も決まってる)の礼拝は床に額ずくんだけど、これは時間も関係ないしみんな椅子に座ってやってたから、また違う種類なんだろうな。

 

ここの敷地内にはソ連から独立後、ウズベキスタンの初代大統領を25年間務めたイスラム・カリモフの墓もある。


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亡くなって2年半、立派な廟が立っている。内側は立入、撮影禁止だったと思う。この長い廊下にみっちりと人が腰掛けてやはり祈祷をしていた。観光警察に促されてまた両手で顔を覆う仕草だけさせてもらう。祈祷が終わった瞬間みんな消えていくので写真は撮りやすい。


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これはレギスタン広場の隣に立ってたカリモフ像。(ポケストップになってた)

 

 

おかしいな…サマルカンド前中後編で終わらない…。

 

(続く)