だぶ旅行備忘録

旅行の日記が主です

女ひとり旅ウズベキスタン!9

ヒヴァ!暑い!ヒヴァ!後編

 

頭が!!!痛い!!!!!!

とブチ切れながら、頭痛薬飲んで首肩ほぐして(肩こりで頭痛が来るタイプ)ってしてたけど、いっこうに良くならない。おかしい。

 

熱中症では???

 

とりあえず冷えピタをおでことうなじと足裏(今回めちゃくちゃ歩いたけどそこまで足が疲れてなかったのは毎晩足裏に貼って寝てたからだと勝手に思っている)に貼り付けて、飲めるだけ水を飲んでベッドに倒れ込んだ。

多少楽になってから、更に体を冷やそうとお風呂へ。ありがたいことにここはバスタブが付いてる。砂漠のオアシスであるヒヴァで水は貴重だろうに風呂に入れるなんて!

 

お湯が…冷たい…。

 

冷水ではないけど、仄かなぬくもり程度のお湯で、これは…風邪をひくのでは…?

滞在したのは6月頭で最高気温35℃↑、最低気温は20℃くらいだったから、そこまでではなかったけど、冬場はどうなるんだろう?夏場だからなのかな?

とにかく体が冷えたからか頭痛は軽くなった。このまま寝よう。

あっ、晩ごはん食べそこねたな…。消化に悪いなと思いつつ、韓国で買ったハニーアーモンドを食べて就寝。

 


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翌朝である。

めちゃくちゃ元気である。

モリモリ食べるのである。

頭痛なんだったんだ…?とにかく何事もなくてよかった。

2枚目に写ってる濁ったジュースは、(えっ大丈夫なの…?ヤバいのでは…?)って思いながらちょっとだけ飲んだらめちゃくちゃ美味しかった!アプリコット

 

しっかり朝ごはんを食べてから外出。


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ジュマモスク。一本一本手彫りの模様があって、どれも微妙に違う。彫ってない柱もある。水もそうだけど、木も貴重だろうに立派な木をこんなに集めて彫るなんて財力があったんだなと感じる。あとは信仰が深かったんだろう。

スペインのメスキータに行ってみたいな!って思いながら、森のような空間をふらふら。

 


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寂れたイチャンカラ北門方面をフラフラしてるとスイカが!いいのそんな無造作に!?って近づいたら偽物だった。そうだよね!本物なら片っ端からやられるもんね!

でもなんのために置いてあるんだ…?
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北門を出て西に向かうと歩道に犬の足跡が!デカい!さっき北門ですれ違った野良もでっかかった。正直ちょっとビビったよね。

向かった先はヌルラボイ宮殿。


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20世紀初頭に建てられたとあって近代的できれい。そして誰もいない。係の人しかいない。大丈夫なのか…?

それにしても暑い。日影で休みながら広い宮殿を回る。多分見てないとこも多いはず…と思いながら、諦めてホテルに戻る。チェックアウトが12時だから、荷物を整理してちょっと休みたい。

 

あ〜涼しい部屋でダラダラするのは最高だな!と思いつつ、時間が来たのでチェックアウト。レセプションでタクシーを呼んでもらう。目的地はイチャンカラ南門付近の別のホテル。ほら、ここ高いからさ…。

行き先はどこ?あら、そこなら徒歩5分よ?とか言われたけど、重たい荷物を持ってこの段差のある石畳は歩けないよ〜!と返したら、そうよね重いわよねと笑われた。体力も筋力も根性もない日本人だからね。

でも徒歩5分の距離を移動するのに$5も払ったから、頑張ってみてもいいかもしれない。

 

着いた先がこちら。やだ〜〜〜!すてき〜〜〜!木彫り職人の家系がやってるというホテル。

オリエントスターが高いのもあるけど、ここも泊まってみたかったんだよね。

Shaherezada Khiva
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ここもバスタブがついててリッチだな!って思ったけど、オリエントスターの半分以下。

外出する時にレセプションのおねーちゃんに、明日9:30発の飛行機だからタクシー呼んでくれる?って聞いたら、7:30にロビーで待っててねと言われ何も考えずにオッケーしたけど、ギリギリすぎない?大丈夫?って後から心配になった。ブログとかで読んだ他の日本人は2h前には到着するようにしてたとかよく書いてあったから、私も元々はそういうタイムテーブルを組んでたので。

料金はガイドブックに書いてあった通りの$10。良心的〜!(オリエントスターは空港からのシャトルサービス$20って案内が来た気がする)(その計算ならこのホテル移動も倍くらい取られてるのか…?)

明日の朝に受け取れると確認して、クリーニングも頼んだ。

 

さて!ランチだな!


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プロフ!とビール!

オープンカフェは団体客でいっぱい。暑いけど日差しが遮られるだけで圧倒的に涼しい。

 

昼ビールだ〜〜〜!

昼に飲むってだけで楽しさがマシマシだよね!

 

………  

………………

うっ…飲みきれません…私…めちゃくちゃ弱いの…。昼だし汗かくからアルコール抜けるのも早いって聞くし万が一何かあってもホテルも近いからきっと大丈夫!って思ってたけど…。

プロフ食べきって、ビールをあと一口だけ残してうう〜〜〜ってなってるアジア人がひとり。

ちょっと休んで(飲み切るのは諦めた)、お会計したら、ビール何杯飲んだの?1杯?2杯?って聞かれたわ。そうよな。ビール1杯飲みきれないとか思わないわな。特に私めちゃ飲みそうな顔してるしな。

挙げ句ストールを忘れて店員のにーちゃんに呼び止められる。ありがとな。

 


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パフラヴァン・マフマド廟。

詩人であり哲学者でもあったパフラヴァン・マフマドを祀った廟で、常時お祈りを捧げていた。現在でも信仰の場らしく、あっという間に椅子が埋まり、そうすると真ん中の椅子に座ってる指導者の方がお祈りを唱えてくれる。サマルカンドでもやった、最後に顔を覆うやつ。私もやらせてもらう。ありがたい経験をしてるなってしみじみと思う。

 

さて、ヒヴァといえばウズベキスタン玄関口であるタシュケントから(主要な観光地の中では)一番遠くに位置する。

都市部から遠いということは物価も低い。お財布に優しく買い物が出来る。

食料品は帰国直前のタシュケントで買おうと思っていたので、それ以外のお土産はヒヴァで買おうと思っていた。


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ピュアシルクのストールは光沢があって素敵!オシャレ用語詳しくないんだけどパシュミナのストールはピュアシルクに比べてめちゃくちゃ安かった!そんなもんなの?寒色ではあるが、冬に常用予定。

ハンドメイドのマグネット。細長いのはヒヴァの柱の模様を彫ってるらしい。なるほど。四角いやつは本当に細かくてふぉお…ってなる。ちなみに同じやつをサマルカンドで見て先に買ってしまってたけど、ヒヴァでの相手の言い値が、サマルカンドで値切った後の値段のほぼ半分だった。同じ予算だとヒヴァで2枚買える。マジか。ただ、そんなにディスカウントする感じではなかったけど。


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スザニのクッションカバーもかわいい!

この土産屋は仔猫がいた。

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いっぱいいた!!!毛玉だ!!!

店主のおいちゃんは優しげな瞳で時たま猫を見つめながら私の商品チェックを待ってくれる。てゆーか放置してくれるのいいよなー。存分にあれでもないこれでもないって出来る。

しかし猫がいると毛がつくし、じゃれて商品を痛めたりもするだろうに追い出しもせずに優しいな〜。実際に仔猫が商品タグで遊んでた。タグだからいいけどストールのフリンジならボロボロになるよね?


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未だに買っとけばよかった〜!って思ってるのはこれ。この黄色のスザニ!素敵!基本スザニは青赤緑くらいだから、黄色は全然見なかった。しかも単色!素敵!日本でも使いやすそう!素敵!

結構大きくてハンドメイドだから高い!とは思わなかったけど、あの…私…スーツケースが小さくて…(;_;)これからタシュケント→日本と移動するのにこの大きさの荷物を増やすのはつらくて…。あとは家のどこで使おうってのもあったから…見送ったの…。

ちなみにヒヴァの乾燥した強い陽の下ではこの輝く金色だったのが、夕方にもう一回見に行った時にはしっとりとした落ち着いた色合いを見せていた。

やだ〜〜〜やっぱりほしい〜〜〜!ウズベキスタン旅行1番の失敗です。

 

買い物してヒヴァ最後のごはん!寂しい!美味しい!


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緑色のはシュヴィト・オシュという麺料理。いくつかレストランで聞いたけどなかなかなくてフラフラした。でもねぇ、うん、まぁ…うん(笑)マズくはないけど不思議な味だったな。食べてみたかったからよし!あとはシャシリクのラム!

メニューにお値段が載ってないし他にお客さんもいなくてめっちゃビビったんだけど、まぁ安かったわ。

しかしこれはちょっと多かった…。シュヴィト・オシュ残しちゃった…。

 

 

(パンパンのお腹をかかえつつ続く)