だぶ旅行備忘録

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女ひとり旅ウズベキスタン!2

タシュケント到着


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びっくりするくらい今回写真がない。地下鉄は解禁されたみたいだけど、公共交通機関は軍事上の理由から写真撮影はNGらしい。

 

タシュケントまでは快適なフライト。時間通り現地時間20:30頃に着陸。

数年前の話では入国にめちゃくちゃ時間がかかるって書いてあったけど、あっさりと入国。てゆーか空港が小さいから全機能がワンフロアで見渡せる。

預け入れ荷物は聞いてた通り全く出てこないので、インフォメーションで両替所とSIMカードの確認。SIMカードはインフォメーションで扱ってます。

 

SIMカード!!!今年から空港で取り扱い始まったって書いてあったの!

空港ではUZM(日本で言うド○モ)のツーリスト用8Gが$5だった。やっす!最高!!!ああ〜〜〜安心する〜〜〜…。個人旅行だと絶対ほしいよね。それに私オタクなので。うん。

セッティングはカードを入れるだけ。自分で日本SIMをオフに設定した。通話もついてるけど、全く使わないままだった。国内しかかけられないって言うし。

取り扱い始まる前はロシア系のBeeline(ホテルウズベキスタンに入ってて便利)がいいってよく読んだけど、電波の具合はどうなんだろ?UZMは街と街の間はよく死んでました。列車移動ではカメラでしかない我がスマホ

 

両替所は入国審査出てすぐのとこにあって、教えてもらわないとわかんない。

¥30,000を2,300,000スムに替える。小さい桁のお札でもらって札束凄くなるよって聞いてたからわざわざ大きめのポーチ持ってったけど、100,000スム札23 枚だったので全然余裕。ちなみに前の人は凄い札束だった。なぜだ。

てゆーかこの時に100,000分だけ小さい額のお札に変えて貰えばよかった。日本円もそうだけど、お札にコンマ入ってないから読みにくいのよ。あとは脳がバグる。

 

インフォメーションで隣になった日本人のおにーさんとお話をしつつ、ようやく出てきた荷物を回収して外へ。

 

どの旅行記でも、空港出たらタクシーの洗礼を浴びるぞヤバいぞしつこいぞ気をつけろ基本的に交渉しても$10(85,000スム)から全く動かないぞって書いてあったけど、数人しかいないし断ったらそれで終わりだしアッサリしたもんだった。

YandexTaxiの効果に違いない。まだアプリ使ってないけどほんとありがてぇ〜!

大通りに出てから呼ぶ予定だったけど、50,000スムでどう?って声かけてきたおじさんがいたので、30,000スム(¥380)にしてもらってホテルまで。宿着いたら23時になっちゃうし、初めてのアプリ(田舎者なのでユーバーも使ったことない)にちょっとビビってるのもあるしで、英語ができる優しげなおじさんが捕まえられるなら多少高くてもいいかなと。

ちなみに帰国時にYandexTaxi使ったら11,000スムに空港駐車場代3,000スムで済んだので、だいたい倍の値段ではある。

 

色々話しかけてくれるおじさんと簡単な英語で話しつつ、ホテルに到着。途中、ロシア語はできるか?ウズベク語は?ならトルコ語はどうだ?って聞かれて、ほあ〜〜〜ってなった。確かにウズベク語はトルコ語系の響きだな。

 

ちょっと迷ったけど無事ホテルに到着。ありがとうグーグル先生。

敷地入口から建物の玄関まで若干不安になりつつ薄暗がりをスーツケースを転がしながら(ほんとにこっちか?)って歩いてたら、足元に白い何かがいて叫んでしまった。猫だった。ごめん猫。中庭でワイワイしてた白人に笑われて肩をすくめながらチェックイン。

 

寝るだけだったから韓国に引き続きバストイレ共用のシングルに。味気ないけど清潔だしバストイレは隣の部屋で誰も使ってないしお安くてよかった!

家を出てから3日目の夜なので、疲れてたけど洗濯を。服はあるけど下着類だけ洗わなきゃ。持ってきたのは小分けの粉洗剤と、クリップ付きの洗濯ロープ。両端が引っ掛けられるようになってるから便利。

部屋がシンプルでいい感じの場所がなく、ドアノブとクロークの取っ手に繋いだら大雑把な侵入防止装置みたいになって楽しい。

ウズベキスタンは湿気が少なくて乾きやすいとはいえ、手絞りの洗濯物はなかなか1晩では難しい。使ったあとのバスタオルに挟んでギュムギュムして水分吸わせてから干したら翌朝には乾いた。

 

カーテンが薄いのと、外がまだにぎやかなので耳栓アイマスクしてしっかり寝た。明日は8時の列車でサマルカンドまで移動だ。

ちなみに翌朝起きたら壊れかけの警戒音みたいなのと鳥の鳴き声がうるさかったので耳栓はめちゃくちゃ有効だった模様。

 

 

 

(続く)

 

女ひとり旅ウズベキスタン!1

タシュケントまでの長い道のり〜ソウル観光〜

前日には京都を観光したりコンサート行ったりしたけどそのへんは省略します。楽しいよね京都。ちなみにこの日はめちゃくちゃ暑く、ウズベキスタンにたどり着く前に京都で倒れるかもしれない…と思いながら歩き回っていた。


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これはたまたま行きあった鍛冶神社。えっやだかっこいい!

 

京都に宿泊したので、そのまま翌日も京都観光して関空に向かう。

都会って新快速とか走ってて、特急料金払わなくてもそこそこの時間で目的地に着くのいいよなぁ…。

 

2h前には関空に到着し、チェックイン。

アシアナは無料の預け入れ荷物は23kgまでが1つだけらしい。

お土産の増えた分は機内に持ち込むつもりではあるけど、ゆる〜く、え?2つ?軽いし別にいいよ!って言ってくれないかな〜?と思っている(取らぬ狸だった)。

 

正直まだ、(本当にひとりで未知のウズベキスタンに行くんだろうか…?)と思いながら韓国へ飛んだ。

 

無事仁川(韓国も初上陸)に到着し、本日のホテルへ。翌日はトランジットツアーに参加する予定だったから空港近くのホテル。ホテルへの行き方(空港のフリーシャトルがあるから○番から乗ってね的な)もメールくれたし、仁川空港は無料Wi-Fi飛んでて最高だな!って思ってたんですよ。

 

フリーシャトルの乗り場案内看板を見たところ、降りるバス停の英語表示がメールと微妙に違う。えっやだ〜〜〜!

international business centerと、international business buildingの差って深夜(23時)のひとり旅にはキッツいんですよ!

まず乗るシャトルが違ったらどうするの?泣くしかなくない?

やってきたドライバーのおばちゃんに聞いたら、「ヒルトンは行くけどそこは行かないよ!」って言われて、(英語わかんないだけだよな〜)と思いつつも、1回見送り。

20分後にやってきた後続便のおじさんドライバーに、そっ…とグーグルマップを見せる。おじさんそっ…とマップ拡大して、そっ…と頷いてくれたから、やった〜〜〜!!!これで寝れるぞ〜〜〜!!!仁川のフリーWi-Fiありがとう!!!

自動音声案内もあったけど、おじさんがちゃんと合図くれて、優しさに包まれながらホテルへ。

 

台湾とかもそうだけど、韓国はビルの一部階だけがホテルになってるとこが多いみたい。

営業終了で閉まったあとのレストランはともかく、テナント募集が多い人気のない雑居ビルって怖くない!?ホテルの入口全然見つからないんですけど!?え〜んこわいよ〜〜〜!

あった。

正面玄関から入らなかった私が悪かった。ごめん。

フロントは若いおにーちゃんで、ネイティブレベルで日本語が話せる。凄い。尊敬する。

部屋に案内されるも、鍵が…かたいな…?四苦八苦しつつ、よっしゃー閉まったー!じゃあこれからビル内のコンビニに水分買いに行こ!って鍵を開け…あ…開かない。

鍵閉める時の3倍くらい頑張ってみたけどどうにもならず、扉をドンドンしてみる。もちろん鍵をガチャガチャしながら。

フロントが近かったからか、無事おにーちゃんに救出され、部屋を変えてもらう。


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コンビニで買ってきたよ!右のお茶が香ばしくて美味しかった!

 

個室だけどトイレシャワーは共用だから、設備はカプセルホテルみたいなもんかな?って思ってたら、女性用シャワーは2つしかないし、奥側はシャワーカーテンで見えないけど、手前側は外から覗いたら丸見えじゃない…?って作りで、とりあえず歯磨きしてたら奥側が空いた。よかった。

 

朝ごはんにスナックをかじりながらダラダラと準備してチェックアウト。というかフロントには誰もおらず、キーをカゴに入れて勝手に出てくスタイルだった。確かにそう説明受けたけど。

空港フリーシャトルがちょうどやってきて、スムーズに仁川国際空港へ。スーツケースはタシュケントまでスルーしてもらったからリュック1つで楽ちん。

 

空港1階の8番出口辺り(ターミナル1の場合)に無料トランジットツアーの受付があるので、そこでツアー申し込み。前もってネット予約もできるけど、今回は枠が埋まってた。当日出発の1h前くらいですんなり行けた。

でも集合してみるとバス席は9割以上埋まってたから、人気なんだな〜と。ちなみに日本人はいなかった。

 

私がお願いしたのは景福宮と仁寺洞に行く5hのツアー。基本無料だけど、昼食と入場料で10,000ウォン(約¥1000)。これで片道1hかかるとこまで連れてってくれるのは大変ありがたい。

ガイドのおじさんは聞きやすい英語だし、英語がわからなくても昼ごはんのメニューは2択でどっちにする?ってのと、何時にここに集合ね!ってのだけ理解できればそれで大丈夫。

 

最初の景福宮の説明の後は自由行動なのでフラフラできてよかった!

そう、私は団体行動のできない女…。
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大きい…(中国を感じる…

ここで貸し出しをしてるのか、モダンな民族衣装の女子がいっぱいいて大変可愛かった。トラディショナルなのももちろん可愛い。

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可愛かったので人が少ないとこで現地の大学生?に声かけて写真撮らしてもろた。ここには載せられないけど。

いいよ撮ってあげる!えっ私達を撮るの?オッケー!って即座にポーズを決めてくれるのに若さを感じたよ。

別のとこでも、ねー写真撮ってー!ありがとー!君も撮ってあげるよ!って言ってくれたおひとりさまがいたけど、丁寧に断りました。

なにせオタクなので…。自分の写真とか要らなくね?

 

ランチで同じテーブルになったツアーの人がみんなフィリピン人(ご家族とひとり参加が2人)で、えっ英語強者じゃん?ズルい!ってなりつつお話を頑張りました。多分3歳児だと思って対応してくれたんじゃないかな…。


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ビーフシチューと聞いていたらすき焼きみたいなやつだったでござる。なるほど、ビーフシチュー(牛肉の煮込み)か〜。

 

ごはんを食べたらそれぞれ解散。周囲は繁華街みたいなので買い物ができる。

集合場所のすぐ近くにスーパーを見つけたので、ペットボトルのコーン茶と、韓国土産で有名なローストハニーアーモンドを購入。空港で買うよりだいぶ安いので、旅の冒頭で荷物を増やすという愚行を許す。しかしこれから9日間ずっと(邪魔だな…)と思い続けていた。

 

バスに乗り込み、これから仁寺洞に行くの?時間足りる?って思ってたけど、さっきランチしたエリアが仁寺洞だったことに気づく。まぬけである。

平日だからかそこまで人も多くなかったし、仁寺洞がショッピングエリアって知らなかったんだよ〜。

 

というわけでトランジットツアーは大変楽しかった!きっと韓国は自力で行くことはないと思うので、いい機会だったなと。

 

 

余裕をもって出国手続きをしてタシュケントへ。夕方の便だったから眠くなくて映画見ようと思ったけど、『アクアマン』はともかく、『女王陛下のお気に入り』はずっと(私は何を見ているんだ…?)って思ったままの2hだった。なんか…評価は高いんですね…?

 

内容は置いといて、アシアナは仁川タシュケント便でも日本語吹き替えがあって凄いな!チョイスが微妙だったけどな!

 

 

(続く)

女ひとり旅ウズベキスタン!0

ウズベキスタン行ってきます!


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その日、私は無職だった。

頭のおかしい会社を退職し、転職活動をしながら、(長期旅行に行くなら今しかないのでは???)と漠然と考えていたのだが、先行き不透明ではいかんせん難しい。もちろん私の貯金で旅行に行くのだが、父母の許しは必要である。

 

つまりは、内定が出てから入社日までの間に行くしかない!

タイムスケジュールは就職が決まるまでにある程度立てておかねばなるまい。時間のあるうちに情報だけ集めなければ…。

なぜならば今私は無職だから!

 

行き先はウズベキスタン一択!

だって去年からめちゃくちゃ行きたかったんだもん!!!

 

 

ウズベキスタンについて

 

ウズベキスタンってどこ?何があるの?危なくない?物価ってどうなの?

などなど、ウズベキスタンって一般的にはまだまだ未知の国だと思う。

 

結論から言うとめちゃくちゃ治安はいいし、ごはんは美味しいし、見るものが素晴らしいし、すっごく楽しかった!!!

 

初めての個人旅行でひとり旅だったけど、特に問題なく帰国できた。

アラサーの独身女性だけど、性的な不安も一切感じなかった。

でももちろん必要最低限の注意は払ってね!

 

ウズベキスタンの諸情報については、こちらのガイドブックがおすすめです!

これ1冊あれば必要十分かと!

 

 

なぜ今ウズベキスタン

 

ウズベキスタンは今こそ行け!って時期だと思う。

と言いつつ、これからもっと旅しやすくなるはずなので、行けるタイミングを見計らってほしい。

で、なぜ今なの?ってとこだけど、

  • 為替レートが闇レート(高い方)をベースに正常化した
  • 滞在30日以内のビザが不要になった
  • 鉄道チケットが自力でオンライン予約できるようになった
  • タシュケント空港でSIMカードが購入できるようになった
  • 以上を受けて、↑のガイドブックが出版された

…などがあるかと。これがここ1〜2年で起きてるの、政治って凄い!

ソ連解体後にウズベキスタンが出来てから25年間大統領を務めたカリモフ氏が亡くなって、観光に注力するようになり規制が緩められたらしい。へー。)

 

2019年6月現在の話なので、これからの方はよりいい感じに旅行してほしい!

今後の予定としては、

  • タクシー配車アプリ、YandexTaxiがサマルカンド、ブハラでも使えるようになる
  • 高速鉄道の延伸でヒヴァが近くなる

とかが、ガイドブックに書いてあった。早く〜!

 

日程について

今回は体調管理を最優先にゆったりめにタイムスケジュールを組んだ。

ブハラは悩んだが期間的な面もあり、今回は見送った。

日程を削るなら、韓国のトランジットツアーと、タシュケントを省略できる。

 

1日目(2019.5.30)

 関空→仁川空港

2日目(2019.5.31)

 無料ソウルトランジットツアー

 仁川空港→タシュケント空港

3日目(2019.6.1)

 タシュケントサマルカンド(高速列車)

 サマルカンド観光

4日目(2019.6.2)

 サマルカンド観光

5日目(2019.6.3)

 サマルカンド→ヒヴァ(夜行列車)

 ヒヴァ観光

6日目(2019.6.4)

 ヒヴァ観光

7日目(2019.6.5)

 ヒヴァ→ブハラ→タシュケント(飛行機)

 タシュケント観光

8日目(2019.6.6)

 タシュケント観光

9日目(2019.6.7)

 タシュケント観光

 タシュケント→仁川

10日目(2019.6.8)

 仁川→関空

 

費用について

関空関空の総額 約¥170,000

 

以下、だいたいのお値段(日本円換算)

関空タシュケント 往復(アシアナ航空)¥97,000

ウルゲンチ〜タシュケントウズベキスタン航空)¥5,500

タシュケントサマルカンド(高速列車アフラシャブ号エコノミー)¥1,350

サマルカンド〜ヒヴァ(夜行列車特等)¥3,700

ホテル代¥28,000(7泊分、韓国含む)

 

フライトはスカイスキャナーで検索。

¥5,000くらいの差額だったので、安心を取ってExpediaで予約した。

 

ホテルは自分の好みにあったところを探してみてほしい。

ドミトリーなら¥1,500程度だし、いいホテルだとやはりいいお値段になる。

私は清潔で立地の良いシングルを中心に探したが、直前でシングルが売り切れてたことも多く、少々割高になった。

だいたい¥4,000くらい。

おすすめはBooking.com

何より選択肢が多い。

 

その他、食事は1食¥500見積れば十分。

 

市内の移動は基本タクシーで、乗車1回¥100〜200。

でもこれは配車アプリYandexTaxiを使った場合。YandexTaxiについては改めてお話したい!!!

 

荷物について

個人旅行の場合、移動も全部自力なのでなかなか大変。

空港にも駅にもホテルにもエレベーターはほぼないので、重たい荷物だと確実にやらかす(腰か肩か腕かを)。

当然だがお土産の分だけ重たくなるので、できるだけ軽めに荷造りをして、スッカスカのスーツケースで行くのがいいと思う。

私の場合は、小さめのスーツケースにみっちり詰めた。帰りは消耗品と服を処分した所に重たい土産を詰め込み、ムック本で入手した薄手のボストンに軽い土産を入れてよろよろ帰国した。

 

あっ、私この旅でリュック派に改宗しました!!!

えっなんで私今までリュック使ってこなかったの?こんな素晴らしいものを???

こんなにいっぱい入るのに背負うと全然重くないし両手は空くしポケットはいっぱいあるし肩紐にストール結べるし全然肩こらないんですけど???

世の中の人はもっとリュックの良さを私に伝えてよ…!

ちなみに私は春のキャンペーンでお安くなってた無印良品の「肩の負担を軽くするリュックサック」をなんとな〜く買いました。最高!

(オシャレではないけど)機能面ではぐうの音も出ない程度に最高でした。